Heaven Stairs

天国への階段

まじめな記事w

僕はアフォだと思われても…いや、いいんだけど…w


実は自分でも信じがたいですが某大学の第二選択(全然関係ないジャンルをムリヤリやらされる)で化学をチョイスしてたのですが、そのへんの知識がまさかアクアリウムで役立つとは思わなかったんで…
いろいろと書くコーナーみたいな・・・やってみようかなってw


さて、じゃ水草の話を…


赤色の水草、ワタシ、ダイスキですw
昨日のエキノとか、もう赤色水草素晴らしすぎます!


あとはブセも赤くなる部分もあって非常に魅力的ですが、この赤さは「鉄分」に依存してることはわりと言われています。実際そうらしいです。
そんなわけで鉄分の補給をする肥料とか販売されてますが、意外な落とし穴みたいなものもあるので、参考になりそうなことを書いておきます。


二価鉄や三価鉄の区分はあるのですが、飼育・育成するにあたって深い知識は要らないかなと思いますので、ぶっちゃけざっくりと「水中に溶解してる鉄分」って表現しますね。
今回の記事では何故多くの水草が低pHを好むかってことも納得してもらえれば嬉しいっすw


・その1
鉄の飽和溶解量(要するに濃度)はpHに大きく依存する
これは、pHが1低下するたびに、植物が利用可能な溶解してる鉄分が、なんと1,000倍になるってことです。
これはつまり、pH7の中性の水にどんなに鉄分を入れても、pH6の水にその千分の一入れて…結果は同じってことですね。
溶けないんすよ。すぐ析出したり結合したりするらしいです。


肥料には特殊な溶媒を使っていて鉄分が高濃度にいられますが、水の中となるととたんに環境変わりますよね。
ですから、pH6の水で育成されてた赤い水草を、pH6.8の弱酸性で育てたら…w
あれえ?赤色が…なくなってきた!てなことに。


ですので、pHが7以下ならば弱酸性、って言っちゃうのは乱暴です。
6.0と6.8では全く異なる色彩が出る種もあります。
水草それぞれですが、赤いはずなのに…と疑問に思われたらpHを下げて鉄分添加してあげるだけで意外に成績あがるかもしれません。


上がらなかったらすんませんwwww 個別の水草によりけりです。


以上、鉄の利用その1でした!


興味のある方はそれぞれググって、例えば陸上の農作物の土壌pHや鉄分などについての論文や、農業雑誌の記事などを見ると参考になると思います。


次!w


その2
鉄分の利用と有機酸はコンボする
これは、弱酸性の環境下では、水中、もしくはソイルの中の栄養を吸収するために水草自身がとある有機酸を根っこから出して、鉄と反応させて吸収できるカタチにして吸収してるそうです。こと水中の水草は陸の上の植物と違って、自分自身で土壌の環境を変えて適応することが辛いので、水のpHがものすごく大事になります、って話です。
淡水エビについて研究してる人がいないっぽいんですが、エビの棲む環境にフルボ酸やらがイイ効果があるよってのも、非常に単純で能力も低いエビの腸の能力に有機酸がよい補助の影響があるのかもしれませんね!
と、すると、何かの陽イオンが必要になるはずなのですが…そこでカルシウムや、マグネシウムが出てくるのでしょうか。


えっ…鉄?


鉄分なんか添加しなくてもエビは増殖するんであんま関係なさそうw


…って書いてて思ったんすけど、かなり乱暴な書き方っすねw
ツッコミお待ちしてます。


これをきっかけにネットでいろいろ調べて、化学に興味を持っていただけたら幸いです
そいや、クエン酸でpH下げるって話も聞きますね…クエン酸はカルボキシル基(COOH)を3連にしてるトリカルボン酸ですしね。
ただ、水中にそんなに存在してていいのか?って思ったりもしますw


では、このエントリーを読んで滅びよ!(ムリヤリ感

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