Heaven Stairs

天国への階段

ポツポツ死亡対策

にゃーん!


これといった原因が思いつかないのに、エビが減っていくいわゆる
「ポツポツ死」
について今おもいついたこと(え)を書いてみます
というか昨日目の前で稚エビが逝っちゃたんで…ああ…スプラトゥーン2のガチマッチがガチすぎて管理がおろそかになってたよう…


原因1 栄養系ソイル敷き過ぎ
栄養系ソイルは勝手に微生物が湧くので便利ですが、水槽内全体の量が多いと微生物の分解も盛んになってソイル面が酸欠になりやすいようです
特に稚エビが落ちまくる。
僕もたまに目撃しますw
栄養系は1センチくらいでまったく問題ありませんね
先月見に来た人は「こんなに薄いの?」って言ってました。
「いやあ、ビンボーなんで…w すいやせんw」


エアレーションはたっぷりしてあげましょう
だいたいこの状況になる水槽は、ソイルをすくってみると異臭が…


原因2 酸欠
水槽を見てると気がつきますが、エビが一か所に居てずっと動かない、なんとなく元気が無さそうな場合は酸欠のことがあります
エビ「ツマツマ…?カ・・・カラダがいうことを…!」
これもエアレーションで解決です
水槽内に水を循環させ、ブクブクで酸素分圧を上げ(二酸化炭素分圧を下げ)酸欠を解消してあげてください。


原因3 CO2過多=酸欠
自然状態では絶対にCO2中毒になりません。
これは水草を植えていてCO2を強制添加してる場合にありがちなミス
「水草が酸素出してるから酸欠にはならないだろう」というのは間違いで、CO2が高濃度になると酸素がどんだけあるか関係なしに中毒になり落ちます


人間も酸素濃度が充分ある場所でも5%程度のCO2でCO2中毒になってしまいますから、エビも同じで酸素と二酸化炭素のガス交換が阻害されてしまい
エビ「き、気分が悪いエビ…」
となって活性が極端に落ちます。


これもエアレーションで解決…っていうかエビ水槽にCO2はやめたほうが無難です
水草とエビの両立?すんごいめんどくさいです。自分の家の90cmブセファランドラ水槽は強制添加の連続時間は3時間を限度にし、その後1時間エアレーションというプログラムにしてます。
でもまあエビの個体数が増えたら勝手にそいつらがCO2出すのでそれでいいじゃんね?w


原因4 有毒ガス
栄養系ソイルを厚く敷いていたりするとありがち。
古いソイルでありがち。
底のほうで嫌気反応が起きてエビに有毒なガスが溶融してきます。
エビはエラ呼吸なので気体はどうでもいいですが、例えば硫化水素は水に非常に溶けやすいので注意
目には見えませんが、水がなんだか不快なにおいになるんでこれで判別します
ソイルに長ハシを入れてかき混ぜるとブクブク泡が出ますが、
その泡そのものはそんなに臭くない。たぶんこれは窒素だったりメタン(無色・無臭・無害)だったりします。
ブクブク出てきた気体が臭かったら要注意
対策はそこまでいっちゃったらリセットしかありません。


原因5 寿命
1水槽に500とか居たら、だいたい毎日2匹くらい余裕で天寿で死んでる計算ですw
発見したご遺体が若いエビだったりするとポツポツですので要注意


原因6 pH7.2以上
pHが高いというたったそれだけでエビはバタバタと逝きます
これはアンモニア中毒になるpHのしきい値が7.3付近にあるためだそうです。
普通に飼ってたらpHは上がらないので特に気にしなくてもいいのかな



あとなんかあるっけ…
ご意見募集中!


最後に、あると便利な器具類
・TDSメーター(ミネラル添加の目安に)
・pHメーター(pHは試薬や用紙のほうがいいかも)


エビがふえるたびに水槽が増えていきます…

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